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連絡網システムの保守や運用を誰が行うか

業者が学力テスト成績紛失 小学生2000人分

出版社「図書文化社」(東京都文京区)が、山梨、長野両県の小学校計15校で行った国語や算数などの学力テストの成績表2000人分を紛失していたことが24日、分かった。

同社によると、テストは「標準学力検査(CRT)」と呼ばれ、各学校や自治体が導入を決め、同社が実施して答案を回収。委託先の都内の別の会社で、受験者の氏名や採点結果などをプリントアウトした。

さらに別の会社で仕分け作業をするため、14日にトラックで運搬したが、段ボール35箱のうち1箱がなくなっていた。山梨県3校、長野県12校分の成績表が入っていたという。

1箱のダンボール箱をなくした事よりも、個人情報の含まれた情報を委託先へプリントアウトの依頼をしていることが問題だ。 連絡網においても大手企業では運用を外部に委託する場合がある。連絡網導入時には、誰が運用を行うかを確認する必要があるだろう。

「らくらく連絡網」ではアルバイト社員を募集している。 内容を読むと「サポート」「プログラマー」「デザイナー」などであるため、個人情報にアクセスする事はできないと思う。 しかしアルバイトが運用に携わらないとは言い切れない。

セキュリティーが万全と歌う連絡網は多い。しかしながらもっと本質的なところに注目すべきだ。 運用を行う会社はどの会社で、運用を行う担当者はどのような人物か、どのような手順で運用されるのか、委託先やアルバイトが入る可能性はあるかといったポイントは抑えておいた方が良いだろう。

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