NTT西日本、顧客情報3,140件および電話番号21万件がWinnyで流出
NTT西日本は5日、同社鹿児島支店と宮崎支店が持つ顧客情報3,140件、および電話番号約21万件が、P2Pファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。社員が、個人所有のPCに業務データを保存・作業していたところ、Winnyを通じてウイルスに感染したことが原因。
学校の連絡網が作成できない程に個人情報に対する意識が高まっている中で、21万件の電話番号が情報漏洩したとなれば相当な被害である。オレオレ詐欺などに代表される電話を利用した詐欺に、充分注意して欲しい。
以前にも取り上げたが、大企業だから安全だと考えるのはやめたほうが良い。大企業には多くの人が働き、働いている人の数だけ個人情報漏洩のリスクも高まることを忘れないようにしよう。そして、個人情報は出さない方が最も良いことも再認識したい。