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Winnyでの個人情報流出は事故ではなく事件である

NTTデータ、遺伝子情報144名分などがWinnyで流出

 NTTデータは13日、社外との複数の共同研究プロジェクトにおける関係者の個人情報172名分、および業務関連情報431件が、P2Pファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。NTTデータの社員が、これらのデータを個人所有のPCに保存・作業していたところ、Winnyを通じてウイルスに感染したことが原因だ。

「大企業の仕組であれば安心だ」と考えるのは間違いである事をこのニュースは言っているのではないか? 大企業には社員が多く、不祥事が起きてもつぶれないと考えている社員がいるのではないか?

システムを導入する場合には企業の大きさも一つの目安と考えることも間違いではない。 しかしながらシステムを運用するのは人であり、企業ではない。 企業の大きさではなく、その企業を支えている人で判断したほうがよりよいだろう。

尚、情報漏洩には事故と判断される側面もあるが、Winnyを利用した場合は事故と考えてはいけない。事件である。

事件に対するニュースリリース

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