災害情報をメールで 市が配信サービス開始 秩父
秩父市は一日から、防災行政無線で流している災害情報などを、希望者の携帯電話にメールを配信するサービス「秩父市安心安全メール」を始めた。
従来の防災無線では、場所によって聞こえにくかったり、耳の不自由な人には情報が届かないこともあった。また、災害の状況によっては情報伝達の方法が限られてくることもあり、新たにメール配信も行うことにした。
インターネットに接続できる携帯電話で事前に登録しておくことが必要。配信される内容は、火事や行方不明者など防災無線で流されている情報や、台風など災害発生時の警報や避難勧告、市からのお知らせなど。
秩父市安心安全メールはテレモ自治体情報というサービスを利用する。これは未読確認の行えない一方通行の情報配信システムだ。
全体の登録メールアドレスの数はわかるが、実登録人数はわからない(一人で複数の登録ができるため)。未読確認も行えないため、情報の効果が全く測定できない。自治体で利用するのだから当然税金が使われる。効果のわからない仕組に対し、少なくない税金が使われるのは大変大きな問題だ。
連絡網を選ぶ場合、どのように効果を計るかといった視点も重要だ。税金を使う自治体は特に気をつけて判断すべきだろう。
※以前問合せをおこなったとき、非常に高飛車な態度で接していただいたため、多少なりとも記事に感情が入っていると思われる。