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ソフトバンクは何を考えているか?

ソフトバンクモバイル,長期利用割引サービスを割賦方式に一本化

 ソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)は10月2日,契約した期間に応じて基本使用料を割り引く長期利用割引サービスを,10月1日から「スーパーボーナス」に一本化したと明らかした。これに伴い,「ハッピーボーナス」や「年間割引」といった既存サービスは,10月1日に新規受付を停止した。

 スーパーボーナスは,9月に開始した長期利用割引と端末販売価格の割引,「デュアルパケット定額」2カ月無料の三つを組み合わせた新サービスである(関連記事)。このサービスでは,端末を24カ月の分割払い(割賦)で販売して初期負担を軽減。さらに月々の利用基本料から分割払い相当分をソフトバンクモバイルが負担する。その結果,実質的に端末価格を割引していることになる。ただし,割賦期間中に解約や機種変更すると残金を支払う必要がある。

 同時に,既存の長期利用割引サービスからスーパーボーナスに契約変更した場合,契約期間を引き継げないことも明らかにした。既存ユーザーがスーパーボーナスに乗り換えると,長期利用割引の契約期間がリセットされることになる。

10年間利用したユーザーも新規利用のユーザーも同じ条件となってしまう。 契約期間を引き継げないことは、ソフトバンクモバイルの魅力を一気に押し下げた。 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)でユーザーの流出が心配である。

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