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連絡網の二重化

八峰町の庁舎全焼:防災無線、親局焼失でサイレン鳴らず 二重対策なく /秋田
八峰町役場峰浜庁舎が3日未明に全焼した火災で、庁舎に設置されていた防災無線の親局が焼失し、峰浜地区の町民に火災や危険を周知するサイレンが鳴っていなかったことが分かった。町は「独自の連絡網を持つ消火活動には大きな影響はなかった」としているが、町民の間では「防災は二重の対策が必要だ」と防災無線のシステムを疑問視する声が出ている。

連絡網の二重化は必要絶対条件である。どのような仕組にも弱点は存在する。その弱点を補うのが二重化なのだ。しかし、同じ弱点を持つ仕組で2重化するのは間違いだ。二重化の観点は、それぞれの弱点がかぶらないことだ。

連絡網のシステムを導入したとしても、古くからある電話連絡網を残しても良いだろう。又、メールを使った連絡網とメールを使わない連絡網を導入しても良い。安心・安全をテーマに連絡網の導入を検討する場合は、二重化を検討していただきたい。

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