平成19年度第1回「学校安全緊急情報共有化広域ネットワーク」伝達訓練結果について
ページ中ほどに「情報の伝達時間」という表があり、愛知県内の幼稚園・小学校・中学校への最終的な配信までに30分以上の時間がかかっている。 また、前回訓練に比べてもかかる時間が延びている。しかもそれは平均値のようだ。
これは時間がかかりすぎだ。 表を見る限りでは発信した情報が教育委員会を3回も経て地域住民や各学校に送信されているが、必要なのだろうか? 確かに情報の判断が必要な場合も存在するが、30分はかかりすぎと言わざるおえない。
また、 「今回、まだマニュアルに不慣れな点があり、結果としてこのような結果が生じた。」 「後は、このような訓練を反復練習することにより改善されるよう進めていきたい。」 とコメントされているようだが、反復練習よりもシステムの見直しを行うのが正解だ。
訓練とはより効率的に行うための反復練習という視点で注目されがちだが、 訓練を通してシステムを実施し、無駄を探し出し省くほうが効果的な場合が多い。