小1男児が転落死 柵乗り越え魚捕り
羽生市南五丁目の会社員箱崎紀一さん(35)の長男で小学一年の涼君(7つ)が七日夕方から行方不明になり、捜索していた県警機動隊員が八日午前九時半ごろ、自宅から約二百メートルの排水路内で死亡しているのを発見した。涼君は同級生の女児らと三人で魚捕りに出掛け、友人らが帰宅した同日夕方から行方が分からなくなっていた。羽生署は現場に争ったような跡がないことなどから、誤って転落したとみている。
非常に残念な事故である。記事からはどのような連絡網を利用したかはわからないが、危険な通学路や遊び場所などの情報を連絡網で共有していたのだろうか?事故を未然に防ぐために連絡網を使っていたのだろうか?再びこのような事故が起きぬよう、考え話し合って欲しい。そして連絡網の使い方をもう一度見直して欲しいと思う。 又、記事後半には以下のような文章がある。
小学三年生の娘とともに訪れた母親は「以前にも涼君が一人で魚捕りをしているのを見掛けたことがある。まさかこんなことになるとは」と驚きを隠さない。涼君と同じ一年生の息子を持つ母親は「子どもたちに『危ないよ』と声を掛けたことがあった。自分の子ならきつくしかるけれど、他人の子にはそれほど強く言えない」と沈痛な面持ちで話した。
確かに今の時代は他人の子供をしかることはおろか、注意することも難しい。場合によっては話しかけただけで不審者と呼ばれる場合もある。 しかし私たち大人は、子供たちのために子供たちに注意しなければならない。しからなければならない。それによって子供たちの両親から叱責されたとしても、自分の責任をまっとうしたと考えたい。